動画にデプス(深度)マップを瞬時に作成 | After EffectsのためのDepth Scanner

下記で紹介しているビデオチュートリアルでは、After Effectsのプラグイン「Depth Scanner」を使って、映像に深度パスを作成する方法を説明していきます

恭平

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Depth Scannerは、Blace Pluginsが提供する全く新しいAfter Effectsプラグインです。これを使えば、どんな映像素材や画像にも、瞬時に深度パスを作成することが出来るようになったのです。そして、深度パスを他のエフェクトと併用することで、素晴らしいビジュアルを作り上げることが出来るのです。


Depth Scannerとは何か

Depth Scannerは、人工知能を利用して、任意のビデオクリップや写真に深度パスを自動生成するAfter Effectsプラグインです

つまり、このプラグインはクリップを分析し、ショットのどの部分がカメラに最も近いのかを検出します。そして、被写体深度の追加、微妙な3D視差の動き、深度ベースのトランジションなど、あらゆる種類の合成技術に深度パスを使用することが出来るのです。

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Depth Scannerの使用方法

Depth Scannerの使い方は、とても簡単です。プラグインをインストールした後、After Effectsでビデオクリップや画像を選択し、Depth Scannerエフェクトを適用します。

するとすぐに、低解像度の深度パスが表示されます。解像度を上げるには「解像度」の設定を(大)に設定することをお勧めしています。

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また、映像の深度をどのように解釈するかという「モデル」を調整することも出来ます。デフォルトはFasterに設定されており、より高速にレンダリングさせます。

Accurateは2番目のオプションで、レンダリングに時間がかかりますが、問題のあるショットでより良い結果を得ることが出来ます。両方を試してみて、一番良さそうな方を選んでみてください。


Depth Slicing(深度スライス)

Depth Slicingには、スライスモードがあり、基本的に深度パスに基づいて映像の一部を「スライス」することが出来ます

これを行うには、モード設定をSlicingに変更します。次に、最小と最大のパーセンテージを調整し、映像の領域をスライスします。また「ソフトボーダー」設定でエッジをソフトにする事も可能です

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このスライス効果は、ビデオクリップから何かを削除する必要がある場合にも、多くの時間を節約することが出来ます。透明な領域が残るように、それをスライスするだけです。その後、After Effectsの「コンテンツに応じた塗りつぶし」を使用します。


クリエイティブ・エフェクト

あらゆるビデオから深度パスを作成出来るようになったことで、多くのクリエイティブ・エフェクトへの扉が開かれました。最も簡単なものの一つは、被写界深度を追加することです。これを行うには、コンポジションに映像素材のコピーが二つ必要です。

下のコピーに「Depth Scanner」を適用し、設定を微調整して、見栄えのする深度パスを作成します。次に、上のコピーした映像素材(通常の素材)に「ブラー(カメラレンズ)」エフェクトを適用します。

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レイヤーを深度パス映像に設定し、ソースを「エフェクト&マスク」に設定します。

Blur Map設定をDepth Scannerが適用された映像に設定します。またこの時に、Blur Mapのソースを「エフェクト&マスク」に変更する事を忘れずに行ってください。後は、Blur Radiusを大きくすれば、被写界深度が追加される仕組みです。

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もう一つの優れた効果として、深度遷移を試してみてください。これを行うには、映像にDepth Scannerを適用し、モードをSlicingに変更するだけです

次に、最大設定を0%から100%までキーフレームします。すると、深度パスに基づいてビデオ映像が下記のようなアニメーションに仕上がる仕組みになっています。


他のAfter Effectsプラグインを試す

他にも多くのエフェクトやプラグインがデプス(深度)マップを利用することが出来ます。私のお気に入りは、「Crossphere Bokeh」と「AE Pixel Sorter 2」の二つです。

Crossphere Bokehは、ブラー(カメラレンズ)と似たような動きをしますが、より美しいボケを作り出し、レンダリングもより高速になります

AE Pixel Sorter 2には、Input設定もあり、深度パスを設定すると、画像の深度に応じた「ピクセルソート」を制御する事が出来ます


恭平

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