iPhoneのフェイシャルキャプチャで200機のドローンを振り付けた方法

3Dアーティスト、ミュージシャン、ドローンの群れが、ミシガンの空高く、モノリシックなパフォーマンスを創り出します。その挑戦の様子をご覧ください。

恭平

Cinema 4Dの質の高い情報を取り扱うにあたって、「Shutterstockが運営するPremiumBeatの協力を得ています。

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クリエイターの新たな挑戦がここにあります。デトロイトを拠点とするデザイン&アニメーションスタジオHobbesは、ミュージシャンのVWLSとFirefly Drone Showsと組んで、高さ300フィートの空飛ぶ歌う顔を作りました。

このパフォーマンスでは、LEDを搭載した200機のドローンの飛行群を使っています。「ドローンパフォーマンスの制作には慣れていますが、キャラクターが口ずさむショーの制作には、我々にとって初めての試みであった」と話す

iPhoneで撮影した顔のデータを、神業のような壮大な演奏に仕上げるまでの過程をご紹介します。その前に、以下のミュージックビデオをご覧ください。


壮大な挑戦の舞台裏

2018年の最初のコラボレーション以来、HobbesとFirefly Drone Showsの両社は、ドローンライブパフォーマンスの限界に挑み続けています。両社は「ドローンの顔」となるパフォーマンスを目指し、ミュージシャンのJosh EpsteinとLouie Louieに協力を仰ぎました。目標は、ドローンを操り夜空で歌を歌わせることだったのです。

その為にHobbesのチームは、まず顔のモックアップやスケッチの作成に取り掛かりました。

ドローンの群れが、形を崩したり、お互いにぶつかったりする事なく、追従してアニメーション出来るような力強い顔のライン、完璧なバランスを見つける必要がありました。最終的には、石の彫刻をイメージした自信に満ちたラインワークが必要だったのです。

ルックを決定したHobbesは、次にミュージシャンのパフォーマンスを撮影することにしました。

ミュージシャンは、Cinema 4Dアーティスト向けに作られた無料のiOSアプリ、Moves by Maxonを使って、複数のパフォーマンスをキャプチャし、そのキャプチャデータをHobbesのチームに送りました。

そのデータはCinema 4Dに取り込まれ、その演奏をもとにドローンの軌道をプロットし、駆動させたのです。

200機全てのドローンのパフォーマンスが固定されると、アーティストはそのパフォーマンスに色を付けるという骨の折れる作業に取り掛かりました。全てのドローンの光の色と強さを事前にプログラムしなければならないため、この作業には数週間を要したのです。

次の課題は、複雑で高度に調整された飛行計画を考えることで、HobbesとFirefly Drone Showsが緊密に連携して作業を進めました。

個々のドローンは時速60マイルまで出せますが、群れで飛行させる場合はFAAの規制があり、速度が制限されます。法律で定められた最高速度は時速15マイルで、性能を変更する必要がありました。

そこでその解決策として、実際のフライトではシーケンス全体を20%の速度にまで落とし、その後、曲(音声)に合わせてパフォーマンス映像を5回スピードアップさせる事で乗り越えたのです。

撮影当日、Fireflyチームは朝早くから200台のドローンを準備し、ミシガン州のスキーリゾートの高台でソーシャルディスタンスも行いながら、撮影に臨みました。

全てのドローンに飛行経路が更新され、準備が整い、同期して離陸し、遂にドローンは空へ飛び立ったのです。

曲の長さは3分、最大飛行時間は15分で、ゆっくりとした演奏が見事に夜空に写し出されました。

HobbesのYouTubeでは、このミニドキュメンタリーの舞台裏を見ることが出来ます。ぜひ、ご覧ください。


恭平

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